好きなだけではどうにもならない、大人の恋を歌っている。 繊細な、少年時代のような恋心を歌う事が多い徳永さんの曲の中では珍しい方向。いいですよ、作品の中では地味だけど、歌詞を追っていくと切ない。相手が零す涙をどうにもできない、してあげられない胸中を上手く歌い上げている。 カップリングの「桜」も異色の作品。メロディーラインが変わっている。馴染みにくいかもしれないが、途中、きゅうっと高音になる部分など、聴いていて気持ち良い所もあるので、一度聴いてみるのもよいでしょう。